入選作品が決定しました!
第3回雑司が谷未来遺産フォトコンテストにたくさんのご応募ありがとうございました!
※最終審査の結果、表彰作品数が一部変更になりました。
<特別審査員(日本大学芸術学部写真学科 田中里実 准教授)からの全体講評>
前回に引き続き、「あなたにとっての雑司が谷」というテーマでした。前回は、全体的に”雑司が谷のイメージ”が固定しているのかな…という印象もありましたが、今回は、エリア設定を都電荒川線の西側(Aエリア)、東側(Bエリア)としたこともあり、さまざまな場所、いろいろな表情がある雑司ヶ谷を見ることができました。エリアに広がりを持てたことが特徴です。
このフォトコンテストを通じて、自分自身も見たことがない、感じたことがない雑司ヶ谷を知ることができたと思っています。次回のフォトコンテストもたのしみにしています。
一般部門
最優秀賞
後世に残すため
投稿者:WWVH・AFRTS/細田邦昭
日本ユネスコ協会連盟により未来遺産に認定された「鬼子母神」に於いて、東京消防庁や消防団による消防訓練が行われました。見学に来ていた園児や、後世まで残したい未来遺産です。
<特別審査員からのコメント>
消防訓練を見事に仕上げました。手前の園児の帽子の色が写真を引き立てます。タイトルも良いですね!
優秀賞
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夜のしじまにビル明かり
投稿者:ご亀楽/鈴木通
池袋も開け、高層ビルが林立するようになり夜も明るく墓地も安眠しかねているような。
<特別審査員からのコメント>
不気味ですが、その先のビルも何か同じように感じてしまいます。不気味ですが写真としては面白いです。 -
万灯と都電
投稿者:mm33mm33ut/岩田智明
御会式の夜
都電荒川線
学習院下へと坂を下る都電
鬼子母神参道の踏切を渡る万灯
一夜の幻<特別審査員からのコメント>
ブレとピントの甘さが逆に良い効果に! -
未来への道
投稿者:KEN.T/高島賢
練馬区に住んでいた頃、高速道路の多くの分岐を見る度に都会を感じ、近未来的なものを感じました。古いものと新しいものが出会い、共存し、共鳴し合うまち、それが雑司ヶ谷ではないかと思います。
<特別審査員からのコメント>
未来的な都市風景を独特な色合いで仕上げたことが成功しました。昔ながらイメージに新たな風を吹き込む一枚です。
Aエリア賞
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夜の法明寺
投稿者:KEN.T/高島賢
夜の威光山法明寺さん、長く続く参道に続く緑の中の門。雑司ヶ谷の
<特別審査員からのコメント>
夜の光は写真にドラマチックな演出を与えます。大胆な構図で不思議な空間を作り上げました。素晴らしいです。
Bエリア賞
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彼岸
投稿者:aシンドローム
雑司が谷霊園の彼岸花を毎年楽しみにしています。夏の名残の強い日差しに影と光のコントラストが綺麗でした。
<特別審査員からのコメント>
何気ない光景ですが、ここに目をつけた作者は現代アート感覚ありますね。光の使い方もとても良いです。
審査員特別賞
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新たな時代 上がり屋敷風景
投稿者:mm33mm33ut/岩田智明
静かな町並みの上がり屋敷周辺
踏切を通過する列車は
西武鉄道001系 ラビュー
今年3月から走り始める新型特急車両です。
歴史のある町並みを車体に映し
近未来を感じる列車が走り抜けて行きます。
車体に映す風景
この先の時代、どのように変化してゆくのでしょう。<特別審査員からのコメント>
形の面白さをうまく使いましたね。手前の人がまた妙な存在感があります。面白いです。
WEB投票賞
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夏の空
投稿者:ポロ
今年の夏、気持ちよく晴れた空に荒川線の踏切や線路がマッチしていて思わずカメラを構えてしまいました。都心部ですが、まるで鎌倉の街を思い出させてくれるような素敵な街です。
中学生以下部門
最優秀賞
青果店と都電、夕方。
投稿者:やのっち
鬼子母神で写真を撮り終えて帰ろうかなーと思ったとき、たまたま通った道の青果店が古い感じで良かったので、撮ってみました。奥には都電が走っています。新しい建物も結構できてきますが、こういう古いのもなくなってしまわないでほしいです。
<特別審査員からのコメント>
「昔懐かしい」とか「郷愁」とか、そんな感情が湧き上がる写真です。良い時間帯と被写体を捉えました。
Aエリア賞
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「おう・・・」
投稿者:やのっち
パッとみた感じ、気がつかないかもしれませんが、よくみてみると、猫が2匹いるのがみえるでしょう。手塚治虫も住んだ「並木ハウス」の前で撮りました。猫が向かい合って、ずーっと見合っていて、何なんだか面白かったです。
審査員特別賞
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何か用にゃ?
投稿者:あんず
「どうやって登ったの?」と思うくらい高いところに一匹の猫を見つけました。登れそうなところを探してみましたが、結局わからなかったので、次は登る瞬間を見てみたいです!
<特別審査員からのコメント>
良い瞬間を見つけて撮影する。これはできそうでできないのが写真の難しいところです。見事に捉えましたね!